春光腎クリニックの特徴をご紹介します。
電解水透析
抗酸化作用を持つと注目されている、「水素」を含んだ電解水素水を透析液として利用する治療法です。
Scientific Reportsに掲載された東北大学の研究によると、電解水透析群では通常透析群と比較して総死亡、心脳血管病の発生が41%低い結果となり、電解水透析は、慢性透析患者の心脳血管病を抑制し、患者予後を改善する可能性が示されました。
(参考:分子状水素(H2)溶存血液透析液を使った新しい血液透析療法は、慢性血液透析患者の予後を改善する:前向き観察研究 日本トリム)当院でも疲労感の軽減効果などが検証されています。長時間透析
長時間透析は、1回6時間以上、週3回を基本とした、週18時間以上の血液透析を行う方法です。当クリニックでも、通常の4時間より長い、5時間透析や6時間透析を行っております。
通常の4時間透析に比べて「透析効率が上昇し、生命予後も改善」と報告されています。感染対策
当院では、コロナ禍の際に隔離透析室の中にさらに陰圧装置のついたビニールテントを導入し、周囲への拡散を予防しております。
腎臓リハビリテーション
腎臓リハビリテーションとは腎疾患や透析患者さんの症状の軽減や、生命予後の改善などを目的とした、運動や食事療法、水分管理や薬物療法、心理的サポートなどを含めた包括的なプログラムのことです。
血液透析を行っていると、週3回の透析時間はほとんど体を動かさずに過ごすため筋肉量や心肺機能が低下してしまうといわれていますが、リハビリテーションによって筋肉量や運動機能を維持することで、骨折や転倒のリスクを減少することができます。
当院では、患者さんそれぞれの運動機能評価に基づき、透析中の体幹や下肢の運動、ストレッチなど、個人に合わせた運動を行っております。ベッドサイドでのシャントエコー
ポータブル超音波画像装置で内シャント血管の評価からエコー画像を見ながら透析での穿刺も可能です。
In Body測定
当院では専用の装置を使用して、InBodyの測定を行っております。InBodyとは体内の水分量を計測するものであり、正確なDWを決定する指標の一つとして、採用しております。
無料送迎サービス
3台の送迎車で、北星・春光・末広・春光台・東鷹栖地区から鷹栖町および比布町まで送迎しております。
送迎車へは、車椅子に乗ったまま乗車ができます。
詳しくは透析送迎サービスをご覧ください。病診連係
当院は、市内基幹病院である旭川赤十字病院、市立旭川病院、旭川医療センター、旭川厚生病院、旭川医科大学病院と連携しております。
たいせつ安心i医療ネットも利用しており、上記医療機関等からの提供情報に基づく一貫した医療サービスの提供に努めております。
※たいせつ安心i医療ネットについてはこちらをご覧ください。同一法人である北彩都病院とも連携し、CT、MRI、骨密度などの検査も定期的にお受けいただき、合併症の早期発見に努めております。 糖尿病や消化器疾患などの合併症に対しては、専門的な診療が必要な場合は、北彩都病院にてスムースにお受けいただけるよう体制を整えております